【松本市版】賃貸契約の入居審査とは?保証会社審査に落ちるのはどんな人?

賃貸あれこれ

松本市で賃貸をお探しの方へ、賃貸契約の入居審査についての疑問を徹底解説します!入居審査でチェックされる内容や準備しておくもの、家賃の目安についてわかりやすく解説します。

また、審査に通りやすくなる4つのポイントや、落ちやすい人の特徴、落ちたときの対処方法も紹介します。

保証会社ごとの審査基準など、役立つ情報ばかりなので「賃貸物件を借りたいけど、審査に通らないかも…」と不安な人は、ぜひ参考にしてください!

賃貸契約の入居審査とは?

入居審査とは、賃貸契約を結ぶ前に大家さんや不動産屋が「この人にお部屋を貸しても平気か?」「家賃を支払い続けられるか?」などを判断することです。

審査が通るとは「この人になら貸しても大丈夫」と判断してもらえることを指します。審査に通ってから契約するのが一般的な流れです。

賃貸では、家賃が払えないときに代わりに支払ってくれる連帯保証人を立てるか、家賃の保証会社を利用するのが通常です。保証会社を利用する場合は、入居審査とは別に保証会社の審査があります。

どんなに気に入った賃貸物件が見つかっても、入居審査に通らないと賃貸契約は結べません。審査に落ちると、お部屋探しがふりだしに戻ってしまいます。

審査に落ちやすい人の特徴

入居審査に落ちやすい人には、以下のような特徴があります。

入居審査に落ちやすい人
・家賃を滞納しそう
・近隣住民とトラブルを起こしそう
・お部屋を乱雑に扱いそう

家賃を滞納しそうと判断されると、審査に落ちやすくなります。入居後に家賃の滞納があっても、追い出すのは簡単ではないからです。

また、身なりがだらしなかったり、言葉遣いが乱暴な人も審査に落ちやすいです。「お部屋を雑に使うかもしれない」「ほかの入居者に迷惑をかけそう」と思われるからです。

不動産屋と連絡をしたり内見するときには、常識的な受け答えを心がけましょう。不自然に明るく丁寧に振る舞う必要はありません。

入居審査を受けるために必要なもの

賃貸業界は基本的に早いもの勝ちです。審査が通りそうなお部屋を気に入っても、とられてしまうことがあります。

以下に、審査を受けるために必要な書類と情報をまとめました。スムーズなお部屋探しのために、早めに用意しておきましょう。

事前に準備しておく書類

入居審査を受けるために必要な書類は「身分証明書」と「収入証明書」が一般的です。お部屋によって、追加でほかにも提出を求められることがあります。

以下に記載するものがあれば、大半のお部屋は審査できます。不動産屋に必要なものを確認して、早めに準備しておきましょう。

審査から契約までに必要な書類
・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
・住民票(同居人がいる場合は全員分)
・印鑑登録証明書
・収入証明書(源泉徴収票など)
・車検証(駐車場を借りる場合)
・印鑑(実印、銀行届出印など)

住民票や印鑑登録証明書など役所で取得する書類は、取得3ヶ月以内のものを求められるのが一般的です。

また、無職やフリーターなど収入に不安要素がある人は、貯金残高の分かる通帳のコピーか、銀行が発行する残高証明書を求められる場合もあります。

大家さんや不動産屋に、連帯保証人を立ててほしいと言われることがあります。その場合は、連帯保証人の必要書類も必要になります。

連帯保証人の必要書類
・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
・収入証明書
・住民票
・印鑑登録証明書
・印鑑(実印)

取得に費用がかかる書類は、提出を求められた場合にすぐ取りにいけるかどうかで、先に用意しておくかどうか決めてください。

事前に準備しておく情報

良いお部屋が見つかったときにすぐに申し込みできるように、以下の内容はメモしておきましょう。

申し込みに必要な情報
・名前、生年月日、旧住所、電話番号
・職業、会社情報、勤続年数
・毎月の手取り収入、税込の年収
・連帯保証人の内容

連帯保証人は、お勤めの両親か兄弟姉妹にお願いしておきましょう。審査に必要な連帯保証人の情報は、自分と同じ項目を聞いておけば安心です。

連帯保証人を立てずに保証会社を使って、緊急時の連絡先を立てるだけで審査に通る場合もあります。どちらでも引き受けてくれるように話しておくとスムーズです。

また、連帯保証人・緊急連絡先には本人確認の電話連絡が入るのが一般的なため、あらかじめ伝えておきましょう。

必要な情報が足りないと、審査に時間がかかるだけでなく、申し込みを断られることもあるので、要注意です。

入居審査で確認される内容

入居審査において、大家さんや不動産屋に確認される内容は以下の5つの項目です。

①家賃を支払っていける安定した収入があるか
②職業と雇用形態について
③入居後にトラブルを起こす危険はないか
④過去に家賃の滞納歴がないか
⑤信用できる連帯保証人がついているか

それぞれの項目でどのような判断基準があるかを解説します。入居審査が初めてという人は参考にしてください。

①家賃を支払っていける安定した収入があるか

入居審査でもっとも重要視されるのは、家賃を支払っていける安定した収入があるかという点です。

審査に通るための目安として「家賃の36倍以上の年収」が必要です。収入に対して家賃が高すぎると、審査が通りにくいです。

以下に、家賃ごとの年収の目安をまとめましたので、参考にしてください。

家賃 年収
5万円 180万円以上
6万円 216万円以上
7万円 252万円以上
8万円 288万円以上

②職業と雇用形態について

年収が家賃の36分倍以上あるとしても、収入が安定していないと判断されると、入居審査に落ちる可能性があります。

キャバクラなどの夜の職業や、雇用形態がアルバイトやパートで非正規の人は、収入が不安定と評価されやすいです。

また、正社員であっても勤続年数が短かったり、設立から間もない会社に勤めている場合も、倒産のリスクがあるため審査に落ちることがあります。

正社員であれば、設立から3年以上、勤続3年以上であれば、審査が通りやすいです。

③入居後にトラブルを起こす危険はないか

大家さんや不動産屋は、入居後にトラブルが起きることを避けたいと考えるので、危険な人かどうかを調べます。

インターネットで入居希望者の名前を検索し、過去にニュースになるような犯罪やトラブルを起こしているとわかると、審査に落とされやすいです。

また、不動産屋に対する態度がよくない場合は大家さんに紹介できないので、審査に落ちたことにして断られることもあります。

内見のときや電話連絡のときに、常識的な態度で対応すれば、問題はありません。

④過去に家賃の滞納歴がないか

入居審査をおこなう不動産屋や保証会社によっては、過去の家賃滞納歴を共有していることがあります。

一度、家賃滞納をしている人は引っ越し先でも滞納する可能性があると考えられて、審査に通ることが難しいです。

家賃滞納歴を審査で見ない保証会社もあるので、のちほど紹介します。

⑤信用できる連帯保証人がついているか

連帯保証人は入居者と同等の責任を負います。そのため、連帯保証人の収入や職業がしっかりしているかも審査されます。

年金や生活保護の受給者だと、連帯保証人になれない場合があります。連帯保証人になってくれる人の年収などとあわせて、不動産屋に相談しましょう。

松本市で入居審査にかかる期間は3~7日

入居審査にかかる日数(期間)は、一般的に3~7日です。

最短でも不動産屋が書類の準備で1日、大家さんが書類確認や在籍確認などの調査で1日、審査判断で1日といったスケジュールです。

入居審査にかかる日数の説明

連絡が来なくても落ちたわけではない

仮に入居審査に落ちた場合でも、必ず不動産屋から連絡が来ます。不動産屋から連絡がないまま3~7日経過したら、審査の状況を確認してみましょう。

書類にもれがあったり、電話での本人確認が長引くと、審査に時間がかかってしまいます。

なるべくやりとりが増えないように、審査に必要な書類と情報は、前もってしっかり準備しておきましょう。

入居審査に通りやすくなる4つのポイント

入居審査に通りやすくなる4つのポイントをご紹介します。審査に不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

入居審査のポイント
・安定した収入のある親族を連帯保証人にする
・大家さんや不動産屋に良い印象を与える
・入居申し込みで虚偽の申告をしない
・不安要素についても正直に伝える

安定した収入のある親族を連帯保証人にする

安定した収入のある親族を連帯保証人にすることは、入居審査において、自分自身の収入の次に重要なポイントです。

連帯保証人の条件は「契約者に近い親族」で「家賃の36倍以上の年収がある人」が理想的とされています。

連帯保証人とは、家賃滞納が発生したときに入居者の代わりに支払い義務を負う人です。自分の収入が不安定でも、連帯保証人の収入が安定していれば審査に有利になります。

連帯保証人の収入が基準より少なかったり、入居者との関係性が薄かったりすると、審査には通りにくくなります。

大家さんや不動産屋に良い印象を与える

大家さんや不動産屋に良い印象を与えていれば、入居審査に通る確率が上がります。

内見時や、不動産屋の店舗での振る舞いからも「入居後にトラブルを起こさない人間か?」と人柄を判断されます。

大家さんや不動産屋は、お部屋を綺麗に使ってくれる人、設備を壊さない人、隣人トラブルを起こさない人に物件を貸したいと考えます。

トラブルを起こしそうだと思われた段階で、対応を断られてしまうこともあるので、常識的な振る舞いをしましょう。

入居申し込みで虚偽の申告をしない

入居申し込みの際に虚偽の申告、つまり嘘をつくと、入居審査に落ちやすくなります。大家さんや不動産屋に嘘がバレると「信用できない人」と思われるからです。

年収や勤務先、雇用形態といった情報は、申し込み時に提出する収入証明書や健康保険証でバレます。

また、大家さんが納得のいく引っ越し理由がないと、審査に落ちやすくなります。犯罪などの拠点にされる可能性があるからです。

なぜそのお部屋が良いと思ったか、大家さんや管理会社が心配して質問してきた内容には、きちんと答えるようにしてください。

不安要素についても正直に伝える

クレジットカードの滞納があったり、雇用形態が不安定など、審査面での不安要素があるなら、お部屋に申し込みするタイミングで正直に伝えましょう。

どんな不動産屋でも審査を絶対に通すことは約束できませんが、審査に落ちにくい方法を提案したり、協力できることがあります。

・滞納歴がある
・職業的に入居審査が不安
・希望のお部屋の家賃が高めで不安

上記のような人も、入居審査に通りたいなら、ぜひ相談してみてください!

保証会社によって難易度が変わる

保証会社とは、連帯保証人に近い役割を担ってくれる会社のことです。保証会社と連帯保証人の両方が必要なお部屋もあります。

「賃貸保証会社」「家賃保証会社」「家賃債務保証会社」などの呼び名は、すべて保証会社のことです。保証利用が必須のお部屋では、必ず利用しないといけません。

利用する保証会社によって、審査基準や内容が異なります。保証会社の審査では、大家さんや不動産屋の審査と同様に、家賃の支払い能力や過去の犯罪歴、滞納歴などを確認しています。

また、保証会社が加盟している団体によってはローン滞納歴などの信用情報を共有しています。以下は、加盟団体ごとの審査難易度を表しています。

審査難易度
信販系保証会社 難易度がかなり高い
LICC(全国賃貸保証業協会) 難易度が高い
LGO(賃貸保証機構) 難易度が低め
独立系保証会社 難易度がかなり低い

それぞれの審査内容を解説するので、参考程度に確認してください。

信販系保証会社

代表的な信販系保証会社
・アプラス 新生銀行グループ
・株式会社エポスカード
・オリエントコーポレーション(オリコ)
・株式会社ジャックス
・株式会社クレディセゾン

クレジットカード会社のグループ企業が運営している「信販系」保証会社は、審査の難易度がかなり高いです。

審査では、入居希望者のクレジットカードやローンの滞納履歴といった「信用情報」を確認されます。

ほかにも、犯罪歴や反社会的勢力ではないかの確認までおこなっているので、該当する人は審査に落ちることが多いです。

家賃などの滞納や逮捕歴がある人は、信販系保証会社の審査には通らないので、事前に不動産屋へ相談しましょう。

LICC(全国賃貸保証業協会)

代表的なLICC系保証会社
・ジェイリース株式会社
・全保連株式会社
・エルズサポート
・アーク株式会社
・株式会社アルファー

LICC(全国賃貸保証業協会)とは、保証会社が加盟する業界団体のことです。LICCは審査の効率化を図る目的で、加盟する企業間で家賃滞納歴などを共有しています。

過去にLICCに加盟している保証会社で家賃滞納をした人は、同じLICC系の保証会社の審査に落ちる可能性が高いです。

家賃滞納歴がある人は、事前に不動産屋に相談してください。LICCより難易度の低い保証会社を利用できる物件を紹介してくれます。

LGO(賃貸保証機構)

代表的なLGO系保証会社
・フォーシーズ株式会社
・日本セーフティー株式会社
・株式会社Casa(カーサ)
・株式会社ラクーンレント
・ハウスリーブ株式会社

LGO(賃貸保証機構)もLICCと同様に、保証会社が加盟する業界団体です。しかし、LGOでは加盟する企業間の情報共有はありません。

加盟している企業ごとに独自の審査基準を設けています。そのため、LGOに加盟している保証会社で審査に落ちたが、ほかのLGO系保証会社で通ることがあります。

収入と人柄などをクリアできていれば、審査に通りやすいと思ってよいでしょう。

独立系保証会社

代表的な独立系保証会社
・日本賃貸保証株式会社(JID)
・ナップ
・ダ・カーポ
・新日本信用保証
・クレデンス
・アイ・シンクレント

業界団体に属さない保証会社を「独立系」と呼びます。信用情報の確認はおこなわず、独自の基準で審査します。

企業間で過去の滞納歴やトラブルを共有していないので、もっとも審査に通りやすいです。

どの保証会社を利用するかはお部屋によって異なり、自分では選べません。

信販系やLICC系の審査で落ちてしまったが、どうしてもお部屋を借りたい人は、不動産屋に相談して、独立系かLGO系の保証会社を利用できる物件を紹介してもらいましょう。

入居審査に通らなかった場合の対処方法

入居審査に落ちてしまった場合は、お部屋によっては再チャレンジが可能です。

収入が明らかに足りないときや、大家さんに入居を断られてしまった場合は、お部屋を変えるしかありません。

審査がどうしても通らない場合には、以下のような方法もあります。ぜひ参考にしてみてください。

・家賃が安いお部屋で申し込みし直す
・独立系かLGO系の保証会社で再チャレンジ
・親族に代理契約してもらう

家賃が安いお部屋で申し込みし直す

年収に対して家賃が高すぎる場合は、家賃が安いお部屋で、探し直すのがおすすめです。

立地や階数を変えて探し直せば、室内が同じレベルの物件を見つけられることがあります。妥協しないといけない点は増えるので、妥協できる点から少しずつ条件を変えてみましょう。

不動産屋にとって、相場とかけ離れた理想を言われることは日常なので、親身になってくれるスタッフを見つけて、よくアドバイスを聞いてみてください。

独立系かLGO系の保証会社で再チャレンジ

保証会社利用が必須の場合は、信用情報を確認しない保証会社の物件を選ぶと、審査に通りやすいです。

保証会社の審査に落ちたときは、保証会社を「独立系かLGO系」に変えて再チャレンジできないか、不動産屋に相談してみてください。

親族に代理契約してもらう

「代理契約」とは業界用語で、入居者とは別の人が賃貸契約を結ぶことです。例えば、子供が大学に進学するので親名義で賃貸契約するケースなどがあります。

親族に賃貸契約をお願いできるときは、代理契約で再チャレンジできないか不動産屋に相談しましょう。代理契約できるお部屋は限られるので、注意が必要です。

ちなみに、無断で契約者以外の人が住むと「転貸」「又貸し」という違反行為になるので、代理契約したいときは、不動産屋に必ず正直に話すようにしましょう。

審査が不安なら不動産屋に相談しましょう

良い引っ越しのため、ここまで共通して言える大切なことは「正直に自分の状況を伝えて不動産屋に相談すること」です。

引っ越しするまでには以下のような段階があります。

引っ越しするまでには
・お部屋探し、内見
・申し込み、入居審査
・初期費用の支払い
・契約手続き
・鍵の受け取り

上記すべての段階をスムーズに進められるように、先を読んでアドバイスをするのが不動産屋の腕の見せ所です。

不動産屋としても、早めに相談してもらったほうが動きやすいはずです。この記事で覚えたことを参考に、まずは問い合わせてみることをおすすめします。