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桜もあっという間に散って、GWも終わってしまいました。
山々でも、野生動物達が活発に活動しています。
ここで少々、人と動物との触れ合いのお話を読んでみましょう。

これは東京都中野区のお話です。

キツネの恩返し(日本昔話し)

小屋
昔、東京の中野は野原の真ん中にありました。
そこにある空家に旅のお坊さんが住み着いたそうです。
お坊さんは毎日毎日、朝から晩まで修行に明け暮れていました。ある日、こう言ったそうです
「人の世を捨て、仏の道に入ったとはいえ・・・こうまで誰とも会えんとは寂しいものだ・・・」

ある春の日、お坊さんは野原で石仏を造っていました。そこに1匹の野キツネが現れました。
「おぉ、キツネや・・・さあさあ、こっちおいで」
kitune
キツネはじっとお坊さんを見つめていましたが、やがて草むらのほうへ消えていってしまいました。
お坊さんは久々の生き物を見たので、あのキツネが気になっていました。ひょっとしたらまた来るかもしれないと思いながら、毎日過ごしていました。
そんなある日、
コトン コトン
外から物音が聞こえてきました。
お坊さんが外に出てみると、あのキツネがいたのです。
mi
「よくきたのぉ。腹でもすいとるのか?それなら柿をやろう」
キツネは柿を食べ終わると、またどこかえ帰っていきました、
それからキツネは、毎日お坊さんの所へ来るようになりました。お坊さんも1人で寂しかったので、毎日自分の食事を分けてあげました。
やがてキツネもすかっりお坊さんに懐き、昼はお坊さんの傍にいて、夕方になるとどこかえ帰っていくようになりました。

ある秋の日、お坊さんは用ができてどうしても町へ出かけなくてはいけません。キツネの事が気がかりで早く帰ろうと思いましたが、家に帰る頃にはすっかり日が暮れていました。
家の近くまで行くと、家に灯りがついていました。不思議に思ったお坊さんは家の中を覗いてみると、なんとキツネが囲炉裏に火を焚いて待っていてくれたのです。
その日お坊さんは、外は冷えるのでキツネを家に泊めてあげました。

そうしてしばらくして、冬もまじかに迫ったある日、初雪が降りました。夜には家の周りを埋め尽くしてしまいました。
その夜、お坊さんは身を案じて遅くまで起きていました。
するとその時、
コトン
戸口から物音が聞こえてきました。
開けてみると袋を加えたキツネが入ってきました。そしてこう言ったそうです。
「お坊さん、この袋の中に米と小豆があるから粥でも作ってくれ。寒いから粥でも食って温まろ」
「ええとも、ええとも。さあさあ、こっちに来て火に当たりや」
お坊さんとキツネはその夜、おいしい小豆の入ったお粥を食べました。
外にはしんしんと雪が降っていました。
そうしてその夜、キツネはお坊さんと一緒に寝ながらこう言ったそうです。
「お坊さん、いつもいつもこんなに親切にしてもらってありがたい。何か恩返しがしたいから何がいいか言ってくれろ」
「そうじゃなあ・・・まあ、この小屋が火事に合わんように。それから、夏には身が冷たく、冬には暖かくしてほしいのう」
「それくらいなら出来るかもしれん」

なんとそれから中野では、夏は水がとても冷たく、冬はほっと暖かくなり、火事もあまり起こらなくなったそうです。
みんなこれをキツネの恩返しだと言っているそうです。
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