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長野県上小地域には昔話で龍神の民話があります。
それは人間の父親と龍神の母親との間に産まれた「小太郎」にまつわる物語です。
ここ長野県松本地域・大北地域には、「泉小太郎」という少年が、かつて湖だった松本盆地を母龍と共に陸地に開拓したという民話があります。

あらすじ(日本昔話)

昔、ここ信濃に人々が住み始めて、土地の開拓を始めました。
その中に人々を束ねる若くてたくましい長(おさ)がいました。さて、長のもとに夜な夜な一人美しい女が通うようになりましたが、女の素性を知っている者はいませんでした。ある夜、長は別れ際に糸の付いた針を女の服の裾に刺しました。翌日、糸を辿っていくとそれは山中の岩屋まで続いていました。女の正体は龍の化身だったのです。正体を知られると女はそれっきり男のところには現れず、月日は流れ長は亡くなってしまいました。
ある日、1人のお婆さんが産川(うぶがわ)から流れてきた赤ん坊を拾い上げて、小太郎と名前を付けて育てました。身長は小さくてもたくましい体に成長した小太郎でしたが、遊んでばかりで仕事をしたことがありません。
ある日、お婆さんから仕事を手伝うように言われた小太郎は、山へ薪を取りに行きました。夕方、薪の束を持ち帰った小太郎は、「これは1本ずつ抜き取って使ってくれ」とお婆さんに伝えました。不思議に思ったお婆さんは、結びを解いてみると、束が膨れ上がって家が押しつぶされてしまいました。
やがて小太郎が成長してしばらくすると、お婆さんが病で亡くなってしまいました。一人ぼっちになってしまった小太郎は、昔お婆さんが「お前は千曲(ちくま)の湖に住む龍の子どもに違いない」と言っていたことを思いだしました。
そこで小太郎は、千曲の湖に向かいました。湖に向かって「おっかあ」と叫ぶと、湖面に一人の女が現れました。小太郎はこの湖を田んぼにして、百姓の役に立ちたいと母親に申し出ましたが、それを聞くと母親の目に涙が浮かんで湖に姿を消しました。すると、湖から巨大な龍が現れました。その龍こそが小太郎の母親の正体だったのです。母龍は「お前の父親も人々のためにこの土地を開拓していた。私はこの湖が無いと生きてはいけないが、お前の望みを叶えるためにこの地を後にしましょう」と小太郎に伝えます。
そして母龍は小太郎を背に載せて山に体当たりをして、湖の水を流して土地を切り開きました。その後、母龍と小太郎は海に向かって姿を消してしまいました。

 

この話は民話とされていますが、長野県には小太郎が育ったといわれる小泉山、母龍に乗って突破したと伝わる場所が残っています。久米路峡もそのひとつといわれています。

母龍が小太郎を生んだといわれる鞍が淵と鞍岩(独鈷山)
Kuragafuchi

ゆかりの地である松本市・安曇野市・大町市・長野市には、母龍に乗った小太郎の銅像が建立されています。
また、大町市の大町温泉郷には小太郎を扱う博物館「民話の里おおまち小太郎」がああります。

安曇野の土地

 

 

 

 

 

 

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